調理器具は飲食物、食品を通し、間接直接的に
人体体内に健康面で影響を与える非常に重要なポジションを
担っているのに、調理器具への認識が著しく乏しいのは
何が原因なのか以前から気になっていた訳ですが、
日本国内の調理器具販売会社の多くに頻繁に見受けられる
現状として
調理器具の製品使用材質の表記に
「材質:ステンレス」
と表記されている製品があります。
しかし実際には調理器具の各部品パーツによって
「アルミニウム」を使用している製品が多いのですが
材質表記には「材質:ステンレス」と表記されている事が非常に多いです。
例えばフライパンを例にすると
フライパン底の加熱部分のプレート版は「ステンレス」ではあるが、
取っ手部分と食材接触部分のフライパン内部は「アルミニウム」
等の場合でも「材質:ステンレス」と表記されている事があります。
これが通販などの場合消費者は現物を手に取って確認できない事から
商品説明の記載内容を確認して信じて購入する訳ですが、
購入後、ステンレスではなくアルミニウム材質と言う事が非常に多いのです。
この事は販売会社、製造メーカーの認識意識の低さが伺えるわけですが、
製造メーカー、販売会社側はそのつもりは無いと言い訳するかも知れませんが、
広い意味で消費者の無意識、無知に付け込んだ「詐欺商法」と言えると思います。
メーカー側は表記に
「鍋底プレート:一部ステンレス鋼使用。
食品接触部品材質・取っ手部分:アルミニウム」
と表記するべきです。
アルミ調理器具を使用したくない消費者にとっては
詐欺商法の何者でもないのです。
様々な方が「アルミニウム摂取についての健康障害の有無について」
述べている方を見かけますが、以下抜粋
https://king-penta.jp/aluminum-frying-pan-and-alzheimers/#2
そもそも、アルミニウムは世の中の多くの食材に含まれています。例えば、
海藻類、葉菜類、キノコ類、イカ・タコなどの魚介類、貝類、水道水、空気……。
これだけいろいろなものに含まれていると、健康情報に敏感な人だったら
何も食べられないですよね。
私たちは食材などから知らず知らずのうちにアルミニウムを
摂取していますが、アルツハイマーなど健康被害の話を聞いたことは、ほぼありません。
上記の様に述べられている方もいます。
一時期、アルツハイマー病とアルミニウムの関係があるといった
情報もありましたが、現在は、この因果関係を証明する根拠はないとされていますが、
それは現段階の調査報告であって、世には後の研究から状況が一変し、
明らかになる内容があります。
例えば、発がん性が無いとされていた食品が実は発ガン性が明らかに確認され、
ある時期を境に使用販売中止になった添加物など様々にあります。
では今まで摂取してきた人はどうなるのかと言う問題について
今までは国が認めてきた物だから良いのでは?と言うレベルで、
使用中止後は使わなければ使用販売しなければ良いだけと言う認識レベルで
結局は自己責任ですよ、と言う対処になるわけです。
アルミニウムの調理器具を製造販売するのは自由でそれを好む
消費者が存在するのも自由だと思いますが、
アルミニウム調理器具を使いたくない(僕の様な)消費者も居るわけですから、
販売表記に明確に材質表記を行なわなければ「騙し売り」な訳です。
そしてアルミニウム摂取に対し無頓着で無意識なのはあなたの自由ですが
そこで発生した障害に対し後からごちゃごちゃ言い訳無しです。
すべて自己責任です。(表記していない場合は製造、販売会社に責任がある訳ですが)
日本人ってそういう民族じゃないですか。
発ガンした場合、発ガンの対処の判断や発ガンの治療を受ける方法や薬物投与の最終判断も
すべてあなたの自己責任です。
後からゴチャゴチャ言うのは止めましょうね。
以下アルミニウムの毒性について厚生労働省でも表記しております。
アルミニウムに関する情報 |厚生労働省